アナタはコーラルキャッスルという場所をご存知ですか??
コーラルキャッスルを日本語にすると「サンゴの城」という意味になります。
その名前の通り、珊瑚からできた石灰岩でできている遺跡なんです!
しかも、エドワード・リーズカルニンがたった独りで建設したという噂があります。
これだけ聞くとなんだかとても不思議で素敵な場所に思えてきますよね!!
ですが、ここはアメリカ合衆国フロリダ州が誇る遺跡なんですけど、調べていくと遺跡の作り方が謎なんです!!
今回はそんな謎の多い遺跡コーラルキャッスルについて調査してみました!!
最後までお付き合いよろしくお願いします!
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コーラルキャッスルはフロリダのどこにある?
出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Coral_Castle
まずは、コーラルキャッスルの場所からお伝えしていきますね。
この城はアメリカ合衆国フロリダ州の最南端付近にあります。
ホームステッドとレジャーシティの間でマイアミ・デイド郡のどの自治体にも属さない地域にあるそうです。
詳しい地図を掲載しますので、フロリダに旅行する機会がある場合は、ツアーなど調べてみてはいかがでしょうか?
というかどこの自治体にも属さないって聞いただけでも不思議な感じがしてしまうのはワタシだけでしょうか…。
単純すぎますかね??(笑)
コーラルキャッスルはお城といっても、ワタシたちが思い浮かべるシンデレラ城のような大きな建物というわけではありません。
大きな庭の中に彫刻がたくさんあり、端の方に住居兼道具室があるような感じです!
どうしてもお城というと、中世ヨーロッパの建造物を創造しがちですが、よく考えたらコーラルキャッスルがあるのはアメリカ(笑)
そして、コーラルキャッスルが建設され始めたのは1920年代。
中世どころか近代ですよね(笑)
では、コーラルキャッスルは誰がなんのために建設したのでしょうか?
コーラルキャッスルを造ったエドワード・リーズカルニンてどんな人?
出典:https://youtu.be/fIulvY1_QdA
コーラルキャッスルを作ったと言われているエドワード・リーズカルニンさんは1887年1月12日にラトビア共和国のスタメリエナ教区に生まれました。
ワタシはあまりラトビアについては詳しくなかったのですが、バルト海に隣接する北ヨーロッパの国ですね。
彼は病弱で、本を読むのが好きな子供だったようです。
そして26歳の時に10歳年下のアグネス・スクブストと婚約をしましたが、婚約破棄をされてしまい、北アメリカに移住することに。
婚約破棄されたとはいえ、なんでアメリカに移住したのかちょっと謎ですね。。
元々、アメリカへ移住する予定だったのか?
それとも、自暴自棄になって「もうどうにでもなれー!!」という感じだったのかもしれません。。
結婚破棄のタイミングもちょっとすごくて、結婚式の前夜もしくは2日前に逃げられてしまったようです。
花嫁に来るはずの女性はエドワード・リーズカルニンの10歳年下。
当時の彼は26歳ですから相手は16歳ですよ!!
その年頃だったら心変わりしてしまうのもしょうがないといえばしょうがないですよね…。
でも結婚式の直前に逃げられてしまうなんて考えただけでも辛すぎますね…。
この出来事がきっかけとなり、彼女がまた心変わりして戻ってきてくれることを願ってコーラルキャッスルを作り始めたとされていて、64歳で死ぬまで作り続けたと言われています。
婚約破棄された相手を一生待って、28年間もコーラルキャッスルを作りながら人生を終えてしまうなんてなんとも言えない気持ちです…。
このことは彼女の耳には入らなかったんでしょうか?
さすがにラトビアまでは届かないか…。
それにしても、その執念がスゴすぎますね!!
ただ、「執念」という言葉だけでは言い表せないような大きな謎がコーラルキャッスルには存在するのです。
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コーラルキャッスルの謎!作り方が説明がつかない!
出典:https://youtu.be/fIulvY1_QdA
このコーラルキャッスル、作り方を調べてみると不思議なんです。
まず、コーラルキャッスルは、エドワード・リーズカルニンがたった一人で建設したとされています。
コーラルキャッスルにあるほとんどの石灰岩は5トン以上あるとされていて、こんな巨大な岩をエドワード・リーズカルニンはどうやって運んだのかということ…。
そして、一人のチカラでどうやって積み上げたのでしょうか?
この時代には今ほど高度なものではないにしろ、重機はあったようです。
ですので、その重機を使えば1人で運んだり、積み重ねたりすることはできたのかもしれません。
ですが、近くに住む人たちは彼が作業しているところを誰も見たことがないというのです。
重機で大きな岩などを動かしていれば、誰かしらに見られたりすることもありそうなものですよね?
少なくとも、重機を動かすエンジン音や作業音は聞こえてきそうなものです。
さらに、この岩は固定するモルタルなどは使われていないそうなんです!
つまり、全ての岩はただ積み上げられているだけ。
それなのに1992年に直撃したハリケーンの影響をまったく受けていないらしいです!!
この時のハリケーンは「カテゴリー5」に分類されるほど勢力が強かったらしいんですが、それでも岩は動いていないんです!!
ちなみにハリケーンの「カテゴリー」とは5段階で表記される風速の強さなのですが、「カテゴリー5」は135ノット以上の強さを示します。
ノットを風速毎秒に変換すると、仮に135ノットだった場合、
69.45m/秒
え?ヤバくないですか??
ワタシは体感した記憶はないですが、木々が折れたり、信号機が倒れたり、家屋が倒壊する威力。
積み上げられているだけなのに、そんなことってあるのでしょうか?
時代は違いますが、プマプンク遺跡やピラミッドなどの古代遺跡においても、「音を使って岩を持ち上げ遺跡を築いた」とされている伝説も数多く残されています。
身長150cmとかなり小柄だったエドワード・リーズカルニンは、どのようにしてコーラルキャッスルを建設したのでしょうか?
すごいどころか、不思議なチカラが働いているようにも感じます。。
上記画像の「石の扉」なんて重さ9トンだそうです。
しかも、建設当時は子供でも軽々と扉を回転させられるほどだったとか!
彼自身が宇宙人なのでは?
なんていう噂もあるとか!
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コーラルキャッスルを一人で造った説は嘘!?
出典:https://youtu.be/fIulvY1_QdA
婚約破棄した相手を待ちながら、1人でコーラルキャッスルを作ったというなんとも感動的でミステリアスな話でしたが、実は定説には間違いがあるようなんです…。
婚約破棄した彼女は10歳年下ではなく2歳年下。
結構な間違い方…(笑)
しかも、この間違いなぜ起こったの?(笑)
どちらかというと、どうやってコーラルキャッスルを建設したのか知りたいですよね!
実は、エドワード・リーズカルニンは石製家具職人だったらしく、石の加工はお手の物だったとのこと。
それに、1人で作ったとはどこにも記録が残っていないようなんです。
もしかしたら、誰か雇って作っていたかもしれないということです!
彼が亡くなった後に、1人で築いたというエピソードを盛って広めたのかもしれませんね。
その目的は、観光客を集めると考えると割と現実的にありそう…。
真相は分かりませんが、そうなると感動的な話でもあるのに一転して、割と普通の話に聞こえてきますよね…。
以上、コーラルキャッスルについてお伝えしてきました。
定説にある通りの話なら、とても感動的で悲しい物語のような話ですが、もしかしたらそうなるように話を大げさに広めたという可能性も見えてきましたね。
そういった部分も含めて不思議な遺跡ということで…。(笑)
最後まで読み進めていただきありがとうございました!!
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